「STRAYE」というブランドのスニーカーを購入した。
スケートボードシューズ、いわゆるスケシューである。
インスタグラムでたまたま知ったブランドなのだが、日本ではあまり人と被らない上にパッと見はベーシックだけど少し尖ったデザインやカラーパターンが気に入った。
日本で店舗取り扱いは少なそうで、海外ブランドの靴を実物を見ずネットで買うのは少し怖かったが公式サイトで50%オフのセールをやっていて、さらにLINE友達登録で送料無料になったので1足購入してみた。
STRAYEとは
STRAYEはアメリカ・カリフォルニア発のスケーター向けシューズを主に販売するシューズブランド。
スケートシーンだけでなく、音楽や、ファッション、アートなど様々なカルチャーを融合させた独自のスタイルが特徴の「ANGEL CABADA(エンジェル カバダ)」が立ち上げたが新たに立ち上げたブランドで、他の有名なものに「SUPRA(スープラ)」がある。
有名スケーターがこのスニーカーブランドに所属していて、ファッション性はもちろんのことスケーターに求められる耐久性、クッション性、そして消費量が多いので値段面でもかなり抑えられたその価格が魅力。
商品ディティール
靴箱に入っていたのはスニーカーと、ブランド名の最小のステッカーが2枚入ってあった。
このブランドロゴも僕は好きで、ステッカーは結構嬉しかった。ステッカーの形が台形なところもまた尖っていていい。
なんとなくだけど、ロゴもそうだしスニーカーのデザインパターンなどから、アメリカのブランドではあるのだがアンダーグランドな印象がありどことなくUKな雰囲気も感じられる。
箱もかなり格好いい。
僕が購入したのは「STANLEY」というモデルの、BLACK FLAMESというパターンで、黒のキャンバス地に黒いフレイムスが当てられたものである。
公式サイトではソール部分が少しグレーがかった白のように見えるが、実物は真っ白だ。
シルエットとしての特徴はこの大きなつま先のラバー。小さくブランド名も入っている。
コンバースに比べるとかなりこのラバー部分は大柄かつ屈強で、スケートボードをする際につま先を怪我しないようにする為か、もしくは耐久性を大きく上げるためにこのようなデザインになっていると思われる。
実際コンバースを履いていてまずこのつま先横の部分がラバーからキャンバスが剥がれてくるので、これを見る限りその心配はなさそうだ。
コンバース程シャープなシルエットにはならないが、かといって野暮ったいこともなくバランスはとれている。
もうひとつこのブランドのスニーカーで特徴なのが、ローカットモデルに限ってだがこの開閉式のかかとのプルタブである。
レザーでできているこの部分は好みで開いたり閉じたりすることができ、開くとデザインごとに違ったイラストや文字が裏側に書かれている。このモデルではおねーちゃんが書かれている。
コンバースやVANSにはないディティールだが、これがあることで履くときに引っ張ることができ、足を入れやすい。スケートボードの際にアキレス腱を守る役割もある…のかもしれない。
スケートボードに特化した機能面と特徴
頑丈なつま先
このSTRAYEを僕が履いてみて、まず気になったのがつま先の硬さだ。
あまり歩くことを想定していないのか、長時間歩くとつま先が痛くなった。硬いラバー製のプロテクターがつま先に入っているような感覚だ。
靴がもう少し馴染めば軽減するかもしれないが、もしかしたらコンバース、VANSのようにどこにでも履いている、長時間歩くような普段使いのスニーカーとしては適さないのかもしれない。
この部分はもう少し長期履いてみて改めてレビューしたい。
サイズ感、フィット感
僕はVANS、コンバースは普段27cmを使用しており、たまにコンバースは大き目で27.5cmを買ったりする足の大きさである。
今回このSTRAYEは27cmのものを買ったが、サイズ感としてはほとんど同じである。
靴としてのフィット感はかなり良くて、窮屈さはないうえで足がかなりきっちり固定されている感じがある。
クッション性も良く、かかとの疲れは感じなかった。
裏面ゴムは最初は滑ったがすぐにアスファルトとは馴染んで滑らなくなった。かなりグリップは効くが、濡れた金属の上はスケートボードシューズとして想定していないのか、かなり滑りやすいので注意。
スケシューとハーレー
これだけ言っておいてなんだが、僕はスケボーができないので実際にSTRAYEを履いてスケボーをしたレビューはできない。
ではなぜスケボー用シューズを買ったかというと僕はバイクのハーレーに乗っているのだがそれとスケートボードシューズとの相性がいいからである。
ハーレーと言えばブーツというイメージもあるかもしれないが、VANSやコンバースでハーレーに乗るストリートなスタイルも広く浸透しており、僕もよくスニーカーでハーレーに乗っている。特にチョッパーバイクとの親和性が高い。
例えばスケートボード界で有名な「JASON JESSEE」はバイク業界でも有名で、よく雑誌やメディアにも愛車のハーレーと登場しており、その足元はスニーカーであることが多い。
このあたりの文化はとんでもなく詳しい人が居るだろうから、突っ込まれないように話はこの辺にしておく。
ひとつこのスニーカーのバイク面でのメリットで言うと、スニーカーにもかかわらずつま先がかなり頑丈なのでチェンジペダルを蹴り上げやすいのと、つま先の安全を多少確保してくれるということだ。
まとめ
今のところ採点で言うと
デザイン 90点
フィット感・クッション性 80点
歩き心地 60点
といったところである。
スニーカーとしての雰囲気はかなり良く、アンダーグランド・ハードコアなその雰囲気はかなり気に入っているので、もう少し履きこんでみて、歩き心地が上がっていけばいいなと思っている。
公式サイトから購入すると発送元は大阪で、商品は1~2日ほどで届いた。
人と被らない、とがったスニーカーを探している方は選択肢の一つとしてどうだろうか。