最近、せっかくいろんなところにバイクで走っていくのであればその風景を映像に残そうとGoproで撮影を始めた。
今年東京に引っ越してきたばかりでまだ東京の道は慣れておらず、どこを走っても目新しくて楽しい。
僕は普段、褒められたものではないがハーフヘルメット、いわゆる半ヘルでバイクに乗っている。
ジェットヘルメットやフルフェイスヘルメットだとどうしても耳を覆う形になるので、バイクの音が聞こえにくくなり気持ち良さが半減するのと、もし異音がしてても気づかないんじゃないかという不安があるからだ。とは言いつつ7割はファッション目的である。
このいわゆる半ヘルをかぶっている時、Goproを装着しようとすると難儀であった。
バイクに乗る以上、撮影の為とはいえど装着している姿がダサい姿にはなりたくないという我儘を叶える方法が少なかったからだ。
特にハーレーに乗っている方なんかは半ヘル人口も多い上、見た目にこだわる人が多い。
撮影のために乗っている時の見た目や装備を大きく変えたくはない。走ることが第一の目的であって、撮影すること自体は目的ではないのだから。
そういう、フルフェイスヘルメットを被りたくはないがモトブログ撮影はしたい、という方には参考になる記事だと思う。
Contents
Goproのバイク乗車時のマウント方法
よく見るモトブロガーたちは概ねフルフェイスヘルメットを被っており、顎のところにGoproをマウントしている。
おそらくこの方法が最も綺麗な映像を撮れる方法なんじゃないかと思う。バイクの振動は体との接地面である座面と手先から伝わり体を揺らすため、接地面から遠いほど揺れの影響は少ない。肩や胸にマウントするより振動は少なくなるだろう。
またこのマウント方法は首の動きと連動するので、見せたい景色があるときにその方向にカメラを向けることも容易である。ただしよそ見運転には違いない。
おそらくモトブログを撮るには最も適した方法と思われる。
他の方法としては、カバンのストラップにクリップで挟むバックマウント
僕は極力バイクに乗っている時はカバンを肩にかけたくない。ボディバッグをかけることは多いが安定しないので、これは却下。
次にヘルメットにマウントする方法だが、ゴムで頭の周り一周と頭頂にかけるゴムで固定する方式。
すっぽ抜けて落ちてしまいそうで怖いことと、ヘルメットの見た目を損ねるため却下。
最後に、ヘルメットの頭頂にくっつける方法。
これはなんかヤダ。
以上が僕が調べた中で却下したマウント方法だ。
さて、では僕がどうやって半ヘルでGoproを装着しているかというと、首にかけるネックレス式マウントである。
ネックレス式マウントなら見た目を損なわず、撮影できる
この方式が最も手軽でかつ、ヘルメットを選ばず撮影することができる。
なんとなくヘルメットに両面テープを貼るのは嫌だ、という人にもお勧めできる。そもそもテープだけでは心許ないと感じるのは僕だけだろうか。
この方式のいいところはGopro本体以外に買う必要のあるアクセサリーが一つだけであり、さらに安価で済むということと、着脱が容易であるということである。
顎に両面テープでマウントした場合、もし撮影しないシチュエーションであっても気軽にマウントを取ることができず、そのヘルメットは撮影専用になってしまう。
ネックレス式だと下に引っ張るだけで簡単に脱着することができる。
この見た目だと首から外れて落ちてしまうんじゃないかという不安があるかもしれないが、けっこう力を入れないと首からは外れないためなかなか簡単には脱落しないから大丈夫だ。これまで走行中に大きめの段差を踏んだことは何度もあったが、落ちそうになったことは一度もない。
どうしても不安な方にはアジャスター付きのものもあるので、それを選ぶといいだろう。ただ着脱の手間は多少増えてしまう。
このネックレス式マウントで撮影した動画が以下の僕がアップロードしている動画である。
段差があったりするとどうしても多少揺れてしまうが、通常走行時は振動は手ぶれ補正の範疇に収まり滑らかな映像になっている。
ただ、ネックレス方式にも注意点がいくつかある。
ネックレス式マウントを使ってみて感じたデメリット
首部分に常に違和感がある。重い。
重いネックレスをつけた経験がある人にはわかるかもしれないが、100g超あるGoPro本体を首にかけていると結構な違和感はあり、慣れていない人は肩が凝るかもしれない。
Tシャツの時はまだいいが、ジャケットを着ていると襟があるものなんかだと首回りがごちゃつくのでけっこう鬱陶しい感じにはなってしまう。
慣れはするし一日中かけておくことはできる程度ではあるが、邪魔じゃないといえば嘘になる。
揺れを抑えることはできない
ネックレス方式は他の方法と違って固定しているわけではなくぶら下げている形になる。そのためどうしても他の方法より揺れが大きくなってしまう。
大きな段差があったときには特に激しく揺れることもあり、映像美を目指す方にはお勧めできないかもしれない。
揺れを抑える少しの工夫として、GoProとマウント部分に角度をつけ、胸部分にカメラの底部が当たるようにする。
角度をつけないとネックレスの支点が鎖骨あたりのみになりカメラが揺れることになってしまうが、カメラ底部に支点を作るとブランブランせず揺れにくくなる。
またこうやって襟の中に入れると、脱ぎにくくなるがかなり揺れなくなり安定する。
水平の映像が撮れているかわからない
ネックレス式は撮影しながらその映像を確認することができない。
撮影開始がされていることを確認することはできても、そこから首に装着してどういった映像が撮れているかは撮った後のお楽しみという形になる。
なので、ネックレス式の形状上、首回りに回転するので完全な水平で撮れているかを確認することができないのである。
襟やフードのついた服を着る際にはその調整もさらに難しくなるかもしれない。
一応GoPro公式アプリでGoProが映している映像をモニターできるので、撮影前に確認することは可能だ。
動画の編集でどうにかするという懐の広い方は問題ないと思うが、少しの傾きも許さないという方にはお勧めできない。
以下の動画なんかは上の写真のようにライダースジャケットの上に装着しているが、0:35〜あたり、少し傾いているのがわかるかと思う。
個人的には多少傾いててもまあ味かな、くらいに思っている。
基本的にほぼ正面の映像のみになる
頭にマウントする方式と違ってカメラを左右に振ることができないので、映像はほぼ正面のみになる。
「ほぼ」と買いてあるのは、上半身をひねって撮影したい方向にむけることもできなくははい。が頻繁にやりたいことではないだろう。
以下の動画2:30〜あたりで体をひねってカメラを動かしている。個人的にけっこう体をひねったつもりだが反映されるのはこの程度にはなる。
逆に多少キョロキョロしても映像には反映されないというメリットでもある。落ち着いた動画を撮りたい人には向いているだろう。
自分の視点の景色を説明しながら話したりするモトブログ動画を作りたい方には不向きといえる。
それでもネックレス式マウントが一番
いろいろデメリットは挙げたが、それでも「見た目を損なわない」「着脱が容易」という大いなるメリットの前には目を瞑れるレベルだ。
あとはとにかく安価なので手軽に手を出せることも大きなメリットだろう。
撮影すること自体には慣れてきたのでもっといい方法があれば模索していきたいが、しばらくはこの撮影方法で動画を撮っていこうと思う。
もし、他にいい方法を知っている方がいれば教えてください。
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