今日は仕事の都合で大阪の昭和町に行ってきた。
大阪はしばらく住んでいたことがあるのだが、昭和町という名前自体、行くと決まった時に初めて聞いた名前だ。
昭和町は天王寺よりも少し南にあり、街自体はにぎわってはいないがあべのハルカスに自転車で行けるような、住んでみると意外と便利なところらしい。
自分の知らない街に行くのはワクワクする。
大阪少ししか離れていない隣町でもガラッと雰囲気が違うことが多く、その町その町それぞれの生活が垣間見える。都心を離れると特にそうだ。
撮影：RICOH GR2
格好いい自転車。こんな形の自転車はじめて見た。
バイクのタンクのようなものを積んでいるが、おそらく燃料は入っていないのだろう。
独特な雰囲気のある商店街。まさに下町といった雰囲気。
町の名前に恥じず、やはり昭和の風情がどこか漂う静かな町だった。
商店街はシャッターが多くさびれた印象だったが、たまに開いているお店も昔ながらの雰囲気を残していた。
知らない街に行くことはそう多くはないが、カメラを持ってからはそんな機会が増えた気がする。
特に用事がないと普通はすぐに買えるのだが、寄り道したり小路に入ってみたりする足が伸びるのもカメラがあるおかげである。
周りから見るとカメラをもってキョロキョロしながら歩いている怪しい奴かもしてないが、それでも注意深く観察すると、街はずれにこそ面白いものがあったりするものだ。
しかし最近は本当に雨ばかり。
趣味のバイクにもなかなか乗れないが、その分雨の日は写真が映えることが多い。
晴れの日はバイク、雨の日はカメラと趣味の住みわけができた気がする。