3年放置したブログの再稼働
長い事ブログを放置してしまったから、リハビリ的に再稼働してみる。
というのも、ブログを書く意味、価値がわからなくなり、モチベーションが無くなってしまったからだ。
「稼ぐ」という目的のブログにはセオリーがあり、フォーマットがあり、書き手の「売りたい」思惑が多分に入ってしまう。
だから本当にモノよりも売りたいモノが紹介されるし、検索上位にあがってくるのはタイトルだけ立派で内容はなんだかパッとしないランキング10の商品羅列なのばかりだ。
かつての私はそんな目的のブログに片足を突っ込んでしまったばかりに、採算効率なんかを考えてブログを書く行為がどんどんバカらしくなってしまった。
私がブログを放置していた3年間で、自分の生活スタイルや価値観もそうだし、ブログの状況はまたも大きく変わった。
chatGPTはじめAIの躍進により人の検索行動がブラウザ検索よりもAIに置き換わりつつあること。人が書いたのかAIが書いたのかわからない記事の大量発生。アフィリエイト目的の記事の合間に挟まれる気持ちの悪いAI画像生成イメージ。Googleの検索アルゴリズム更新による弱小ブログの淘汰。広告ブロッカーのiPhone標準搭載。
すでに餓死寸前だったブログがもはや過去の遺物となりつつあり、より「今更ブログなんて」という気になってしまうし事実そうなんだろう。
それでも私がブログを再開したのは、ブログを書いていない・書こうとしていない時期の自分がやっぱりなんだかぼんやりと日々を過ごしてしまうからだ。
日々アウトプットを続けることにより、日常に緊張感と意識の敏感さを取り戻せるんじゃないかと、まさに自分のために記事を書いていこうと思った次第である。
モノを通したモチベーションには賞味期限がある
さてタイトルに戻るが、前提として私はモノを買う、手に入れるのが好きだ。
常に自分の人生をアップデートしたいと思っている人間は様々な「欲」に忠実な人だと思うんだけど、その中でも私は「物欲」がひとつのモチベーション源となっている。
男はたいてい「一生モノ」というワードに敏感になり、便利で頑丈で自分にピッタリなものを見つけるとその時は一生使うつもりで買うものだ。
しかし、そんな「一生モノ」に惹かれる人間は実は常にアップデートを求めている側の人間で、結局いずれ「飽き」「停滞」との戦いになる。何十年も使っているモノなんて、買った当初はそこまで重く考えて買ったわけじゃなかったなんてことも実は多いんじゃないかな。
それだけ、本気で気に入ったものはいつか年を経るごとに訪れる「新型」「流行」「時代性」「新機能」などなど、アップデートの選択肢に悩まされる。

私のこのブログのモチベーション源は「RICOH GR II」というカメラの存在だった。
写真を撮るという行為がとにかく楽しくて、カメラを持っては近所から知らない街までくまなく探索して写真を撮っていた。そのクリエイティビティがさまざまな方向を向き、SNS、Youtube、そしてこのブログとアウトプットの連鎖がうまくいっていた。
GR II、というよりGRというカメラは私の表現活動の起爆剤の一つであり、もっとも自分に合っているカメラだったんだ。
しかし「賞味期限」が来た。
もちろんGR IIはデジタル製品なので一生モノなんてつもりで買ってはいない。動きは鈍くなり、レンズの不具合で一度修理にも出した。見づらい上にタッチパネルですらない液晶画面。スマホ連携用アプリとも全く繋がってくれなくなった。
こんな不具合は言い訳とワガママでもある。なんせこのカメラからくるワクワク感が自分の期待値を超えることはなく、もう持ち歩くことにテンションが上ってないのである。
だからこそ、異常に値上がりしているGR IIIやIVを買う気にもなれなかった。
だから、私はもう一度写真を撮るという行為そのもののモチベーションを再燃させるために新しくカメラを購入した。
来てしまった「アップデート」という思念の波に私は乗り遅れたからこそ、停滞してしまったと思っている。
モノを大事にするのは大前提で、それでもその「波」が来ていることには今後は敏感でいたい。そのモノへの執着よりも、自分の人生のために。
でもGRの写真の写りは本当に好きだし、自分の表現のルーツとしてなんだか手放しちゃいけないような気がしているから、今後もサブカメラとして役立ってもらう。どこかのタイミングでIIIxやIVに買い替えようかな。
違うカメラを使うことで、またGRに惚れ直すことがあるのかもしれない。
カメラを買ったことで、またブログをやろうというモチベーションが上がったところだ。私にとって「停滞」は敵で、アップデートはいい流れを起こす。
ブログは今やSNSよりもひっそりした独り言のような場所なので、あんまり深く考えずこれからも好き勝手書いていこうと思う。自分の考え整理やモチベーションの起爆剤として。