1ヶ月ほど前に、仕事で使っているパソコンをWindowsからMacBook Proに切り替えた。
僕は毎日仕事でパソコンを使い、ブラウザはもちろんAdobe関連、動画編集など結構ハードにパソコンを使う方である。
これまではバッファローのWSR-1166DHPL/Nというルーターを使っていた。同じバッファローでも2000円台で買えるような安いラインナップもある中、WSR-1166DHPL/Nはまだ性能が高いものを選んだつもりでいた。
事実、MacBook Proに変える前のWindowsの時には全く問題なく、快適にインターネットが使用できていた。
購入したMacbookは2019年式のMacBook Pro13インチ。メモリは16GB、2.8GhzのIntel Corei7のものだ。
使用し始めた最初はどの作業も非常に高速で、快適に使用できていたのだが、使っていていつしかインターネットの速度がとても遅くなってしまった。
具体的な速度で言うと、ダウンロードは大体10〜20Mbps、アップロードに至っては1Mbpsに満たない時さえあった。
アップロードが遅いのは仕事的に致命的で、ストレージサービスへの同期や仕事で重いデータを納品する際に非常に困っていた。だましだましやってきたがストレスが限界だ。
利用しているブロードバンドは楽天ひかり。8月ごろに乗り換えたばかりだ。
こののようにパソコンの変更とブロードバンドの変更が重なったために、インターネットが遅くなった理由がどれかわからなくなってしまっていた。
ネットにある情報でできる対策はやった
ルーターの再設定や再接続はもちろん、Macbookの速度が遅い時の対処としてよく紹介されている「ネットワーク環境の新規作成」「DNSを8.8.8.8もしくは4.4.4.4に」「IPv6をリンクローカルのみにする」など、こういった類のネットにある対策をひととおり行っても何も変わらなかった。
何をやってもダメすぎて、パソコン自体が不良品であることを疑ったくらいだ。
手元のiPhoneではアップロード・ダウンロードともに50Mbpsくらいは出ていたのでブロードバンドの問題ではなさそうだ。となると、パソコン自体の問題、もしくはパソコンとルーターの相性が疑わしくなった。
TP-Link Archer A10を購入
これまで僕は引っ越しなどでルーターを何度か買う機会があったが、ずっとバッファローのルーターばかりを買っていた。しかしいろいろ情報を調べてみてみると、バッファローのルーターは性能が良くないという評判を散見した。
そこで今回バッファローをやめ、TP-LINKのArcher A10を購入してみた。
設定は非常に簡単で、iPhoneでアプリをインストールし、アプリに従うまま設定を進めるだけで簡単にWi-Fiの設定を完了することができた。
一つだけつまずいたのは、「インターネット接続タイプ」がわからず「自動検出」にすると「v6プラス」が検出されたのだがそのまま進めても接続できなかった。
なので、自分で「PPpoE」を選択し、ブロードバンドの契約書のPPpoEのIDとパスワードを入力すると無事インターネットに接続することができた。
こういう製品の専用アプリって使いづらかったり動きが悪かったりすることが多いんだけど、TP-Linkのアプリはかなりしっかりしていて使いやすいと感じた。こういった点でも個人的に評価が高い。
インターネット速度が非常に快適に!
設定が完了すると、これまでのインターネット速度の鈍足が、嘘のように見違えるほど速くなった。
ダウンロード速度は平均して70〜80、アップロードも早い時は90Mbpsをマークするようになった。
インターネットが遅いとパソコン自体が遅く感じて、せっかくハイスペックなMacBook Proを買ったのにその力を発揮できないで悶々としていた。ルーターを変えた今ではスペックを十分に活かし快適に作業・ブラウジングすることができている。これでやっと新しいパソコンに変えることができた、くらいの感覚だ。
僕は集合住宅に住んでるんだけど、毎日夜になるとインターネット速度が分かりやすく遅くなっていた。しかしArcher A10に変えてからは夜になっても速度が遅くなることはなく、安定している。これには非常に感動した。
もしMacBook Proを利用していてインターネット速度、特にアップロードの速度が異常に遅い時はルーターとの相性を疑ってみて良いかもしれない。